「電気代が毎月じわじわ上がってる気がする…」そんな不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
2024年以降、電気料金の値上げが続いており、家計への負担がどんどん大きくなっています。「何とかしたいけど、具体的に何をしたらいいか分からない」という声もよく耳にします。
この記事では、電力会社の切り替えから日常のちょっとした工夫まで、今日から使える15の節約テクニックを紹介します。年間2〜3万円の節約も十分可能なので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

電力会社の見直しで節約
まずは一番効果が大きい「電力会社の見直し」から見ていきましょう。電気の使い方を変えなくても、契約先を変えるだけで大幅に節約できるケースがあります。
1. 電力会社を切り替える
大手電力会社のまま使っている方は、新電力に切り替えるだけで年間5,000〜2万円の節約になることもあります。2016年の電力自由化以降、多くの会社が参入しており、料金競争が進んでいます。手続きはWebで5分程度、工事不要で停電の心配もありません。切り替え費用もかからないので、試しに変えてみるだけでも価値があります。
2. 契約アンペアを見直す
50Aで契約しているけど実は40Aで十分、という方は意外と多いです。アンペアを1段階下げるだけで月300円ほど安くなります。年間にすると約3,600円の節約です。普段の生活でブレーカーが落ちない範囲で下げてみましょう。一人暮らしなら20〜30A、二人暮らしなら30〜40Aが目安です。
3. 料金プランを確認する
夜間電力が安いプランに変えれば、夜に洗濯機を回すだけでお得になります。在宅勤務の方なら日中の電力が安いプラン、共働き夫婦なら夜間割引プランなど、自分の生活パターンに合ったプランを選ぶことが大切です。料金プランは各電力会社のWebサイトで確認できますし、エネチェンジなどの比較サイトを使えば最適なプランを簡単に見つけられます。
エアコンで節約
エアコンは家庭の消費電力の約3割を占める最大の電力消費源です。使い方をちょっと変えるだけで、大きな節約効果が得られます。
4. 自動運転モードを使う
「弱風にしておけば電気代が安い」と思いがちですが、実は自動運転モードの方が効率的です。自動運転は室温に合わせて風量を最適にコントロールしてくれるため、結果的に消費電力が少なくなります。弱風だと室温が設定温度に達するまで時間がかかり、かえって電力を使ってしまうのです。
5. フィルターを月1回掃除
フィルターにホコリが溜まっていると、エアコンの効率が大幅に落ちて電気代が上がります。経済産業省の試算によると、月1回の掃除で年間約850円の節約になるとされています。掃除機でホコリを吸い取るだけなので、5分もあれば終わる手軽な節約法です。
6. 設定温度を1℃調整する
夏は28℃、冬は20℃が環境省の推奨設定温度です。冷房の設定温度を1℃上げるだけで約10%の節電効果があると言われています。暖房の場合も、1℃下げると約10%の節電につながります。扇風機やサーキュレーターを併用すれば、体感温度を変えずに設定温度を調整できるのでおすすめです。
照明で節約
照明は家庭の電気代の約15%を占めています。照明の節約は比較的取り組みやすく、効果も実感しやすいポイントです。
7. LEDに交換する
まだ蛍光灯や白熱電球を使っているなら、LEDに交換するだけで消費電力が約半分になります。LED電球は寿命が約4万時間と長く、蛍光灯の約4倍、白熱電球の約40倍もの寿命があります。初期費用はかかりますが、トータルで見ると大幅にお得です。最近はLED電球の価格も下がっているので、交換するなら今がチャンスです。
8. 使わない部屋の電気を消す
当たり前のことですが、実際にはできていない方が多いのが現実です。トイレ、廊下、使っていない部屋の電気をこまめに消すだけでも、年間で数千円の節約になります。人感センサー付きの照明に替えれば、消し忘れの心配もなくなります。家族にも声をかけて習慣化していきましょう。

家電の使い方で節約
冷蔵庫・洗濯機・テレビなど、毎日使う家電の使い方を少し変えるだけで、月の電気代に差が出てきます。
9. 冷蔵庫の設定温度を調整
冷蔵庫は24時間365日稼働している家電なので、設定温度を見直すだけで年間の電気代に大きな差が出ます。夏は「中」、冬は「弱」に設定するのがおすすめです。環境省の試算では、設定温度を「強」から「中」に変えるだけで年間約1,670円の節約になるとされています。
10. 冷蔵庫にものを詰めすぎない
庫内にものを詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、余計に電力を消費します。庫内は7割程度に収めるのが理想です。逆に冷凍庫は詰め込んだ方が効率が良いので、覚えておいてください。また、冷蔵庫を壁から少し離して設置すると放熱がスムーズになり、効率が上がります。
11. 洗濯はまとめてやる
少量で何回も回すより、まとめて1回で洗った方が電気代も水道代も節約できます。洗濯機の容量の8割程度を目安にまとめ洗いしましょう。ただし詰めすぎると汚れが落ちにくくなるので注意が必要です。乾燥機を使う場合は特に電力を消費するので、天日干しを併用するのも効果的です。
12. テレビの明るさを下げる
テレビの輝度を「標準」から「省エネ」モードに変えるだけで消費電力が20〜30%ダウンします。見え方はほとんど変わらないので、気づかないうちに節約できる方法です。また、テレビを見ていない時はこまめに消す、画面サイズに合った視聴距離で見ることも消費電力の削減につながります。
待機電力で節約
家庭の電気代の約5〜10%は待機電力と言われています。使っていない家電がじわじわ電力を消費しているのです。
13. 使わない家電の電源を切る
待機電力は一つひとつは小さいですが、家中の家電を合わせると意外な金額になります。資源エネルギー庁のデータによると、待機電力は家庭全体の電力消費の約5%を占めるとされています。電源タップにスイッチがついているタイプを使えば、まとめてオフにできて便利です。テレビ周り、PC周りなど、場所ごとにスイッチ付き電源タップを導入するのがおすすめです。
14. 充電器をさしっぱなしにしない
スマホの充電器やノートPCの充電器は、機器を接続していなくてもコンセントにさしているだけで微量の電力を消費しています。1台あたりの消費量は小さいですが、家中に複数の充電器がさしっぱなしになっていれば、それなりの金額になります。使っていない時はコンセントから抜く習慣をつけましょう。
その他の節約
15. 古い家電を買い替える
10年以上前のエアコンや冷蔵庫は、最新モデルに買い替えると消費電力が2〜4割ダウンすることも珍しくありません。特にエアコンは技術革新が進んでおり、10年前のモデルと最新モデルでは年間の電気代に1〜2万円の差が出るケースもあります。初期費用はかかりますが、長い目で見ると確実に元が取れる投資です。買い替え時期の目安としては、10年以上使っている家電は一度検討してみることをおすすめします。
電気代の節約方法は資源エネルギー庁の省エネポータルでも詳しく紹介されています。家電の省エネ性能は省エネ製品情報サイトで確認できます。

まとめ:小さな節約の積み重ねで年間数万円の差
- 一番効果が大きいのは電力会社の切り替えで年間5,000〜2万円節約
- エアコンは自動運転+フィルター掃除が節電の基本
- 照明はLED化で電気代が約半分に
- 冷蔵庫の温度設定と中身の量を見直すだけで年間1,670円節約
- 待機電力カットで地味だけど確実に節約
- 全部実践すれば年間2〜3万円の節約も十分可能
一つひとつは小さな節約ですが、全部合わせると年間で結構な額になります。いきなり全部やる必要はありません。まずはできそうなものから一つずつ始めてみてください。毎月の電気代をチェックしながら、効果を実感していきましょう。
※2026年4月時点の情報です。節約効果は使用状況により異なります。

