一人暮らしの電気代は月4,000〜6,000円程度が平均的ですが、電力会社やプランを見直すだけで年間数千円の節約になることがあります。「一人暮らしだと使用量が少ないから、切り替えてもあまり変わらないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
一人暮らし向けに特化した料金プランや、基本料金0円のプランをうまく活用すれば、使用量が少なくてもしっかり節約できます。さらにガスやスマホとのセット割を組み合わせれば、生活費全体のコストダウンも可能です。
この記事では、一人暮らしの方におすすめの電力会社の特徴や選び方のコツを詳しく解説します。自分にぴったりの電力会社を見つける参考にしてください。

一人暮らしの電気使用量と電気代の目安
まずは一人暮らしの電気使用量の平均を把握しておきましょう。
一人暮らしの月間電力使用量は、おおよそ150〜250kWhが一般的な目安です。季節によって大きく変動し、エアコンを多用する夏場や冬場は使用量が増え、春秋は比較的少なくなります。
大手電力会社の従量電灯プランで月200kWhを使用した場合、電気代は月5,000〜6,000円程度(燃料費調整額・再エネ賦課金含む)になることが多いです。
一人暮らしの場合、契約アンペア数は20Aまたは30Aが一般的です。アンペア数を下げるだけでも基本料金を節約できますが、ブレーカーが落ちやすくなるため注意が必要です。
一人暮らしに向いている電力会社の特徴
一人暮らしで電気代を節約するには、以下の特徴を持つ電力会社やプランが適しています。
基本料金0円のプラン
使用量が少ない一人暮らしにとって、基本料金0円は大きなメリットです。使った分だけ支払う仕組みなので、出張や旅行で留守が多い月も無駄がありません。オクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」などが該当します(※Looopでんきは2025年4月のプランリニューアルにより契約容量に応じた基本料金が発生する仕組みに変更されています)。
従量単価が安いプラン
大手電力会社の従量電灯プランでは、使用量120kWhまでの第一段階料金が安く設定されています。新電力の中には、この第一段階の料金よりさらに安い単価を設定しているところもあります。
ポイント還元やセット割があるプラン
一人暮らしでは電気料金だけの差額は月数百円程度になることも多いですが、ポイント還元やガス・通信とのセット割を活用すると、トータルの節約効果が大きくなります。
一人暮らしにおすすめの電力会社を紹介
ここでは、一人暮らしの方に特におすすめの電力会社の特徴を紹介します。
東京ガスの電気
都市ガスを利用中の方なら、電気とガスのセット割でお得になります。東京電力と比較すると、一人暮らしでも月額で数百円の節約が見込めます。初めて電力会社を切り替える方にも安心の大手ブランドです。供給エリアは主に関東圏で、カスタマーサポートも充実しています。
オクトパスエナジー
イギリス発の電力会社で、東京ガスと提携しています。「シンプルオクトパス」は基本料金が0円で、再生可能エネルギー由来の電力を利用できるのが特徴です。環境への配慮を重視する方にも向いています。
TERASELでんき
電気代200円につき楽天ポイントが貯まります。楽天市場や楽天カードをよく使う方なら、ポイント還元分も含めてお得感があります。解約金も不要で、気軽に試しやすいのもメリットです。
CDエナジーダイレクト
一人暮らし向けの「ベーシックでんき」は、東京電力の従量電灯Bと比較して電力量料金が安く設定されています。中部電力と大阪ガスのグループ企業なので、経営の安定性も安心材料です。
シン・エナジー
基本料金と従量料金の両方が安く設定されており、使用量が少ない一人暮らしでもメリットが出やすいのが特徴です。自社で再生可能エネルギー発電所を運営している点も信頼につながります。

一人暮らしの電力会社選びで失敗しないための3つのコツ
コツ1:月間使用量に合ったプランを選ぶ
一人暮らしの場合、月間使用量は150〜250kWh程度が一般的です。この使用量帯で最も節約効果が高いプランを、エネチェンジの一人暮らし向け比較ページなどで確認しましょう。
コツ2:セット割の活用を検討する
電気料金単体での差額が小さい場合でも、ガスやインターネットとのセット割を組み合わせることで、月額1,000円以上の節約になるケースがあります。すでに利用しているサービスとの相性を確認してみましょう。
コツ3:解約金なしの電力会社を選ぶ
一人暮らしは転勤や引っ越しの可能性もあるため、解約金なしの電力会社を選んでおくと安心です。引っ越しのたびに最適な電力会社を柔軟に選べます。
賃貸マンションで「高圧一括受電」を採用している物件では、個人で電力会社を変更できません。入居時に管理会社に確認しておくと確実です。
一人暮らしでもできる電気代の節約術
電力会社の切り替えと併せて、日常の使い方でも電気代を節約できます。
待機電力をカットする
使っていない家電のコンセントを抜くか、スイッチ付き電源タップを使うことで、待機電力による無駄な消費を減らせます。
エアコンの設定温度を見直す
夏は28度、冬は20度を目安に設定するだけでも電気代は変わります。扇風機やサーキュレーターを併用すると、体感温度を調整しながら節電できます。
LED照明に切り替える
白熱電球からLED電球に替えるだけで、照明にかかる電気代を大幅に削減できます。初期費用はかかりますが、長寿命なので長い目で見ればお得です。
冷蔵庫の設定を見直す
冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に変えるだけでも節電になります。また、ものを詰め込みすぎないことで冷却効率が上がり、消費電力が抑えられます。

Q&A よくある質問
Q. 一人暮らしで電力会社を切り替えると、いくらくらい安くなる?
使用量やプランにもよりますが、年間2,000〜5,000円程度の節約になるケースが多いです。ガスとのセット割やポイント還元を含めると、さらに節約効果が上がる場合があります。
Q. 契約アンペア数は何アンペアがいい?
一人暮らしなら20Aまたは30Aが一般的です。20Aだと同時に使える電力が限られるため、ドライヤーと電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちることがあります。不安なら30Aを選びましょう。
Q. 学生でも電力会社を切り替えられる?
電気の契約名義人であれば切り替え可能です。親名義で契約している場合は、名義人の同意が必要になることがあります。
まとめ
一人暮らしの電力会社選びでは、基本料金0円のプランやセット割の活用がカギになります。使用量が少ないからこそ、基本料金の有無や従量単価の差が効いてきます。
切り替え手続きはオンラインで数分で完了し、解約金なしの電力会社も多いため、気軽にお試しできます。価格.comの電気料金比較などで料金シミュレーションを行い、自分に合った電力会社を見つけてみてください。


