「電気とガスをまとめた方がいいって聞くけど、本当にデメリットはないの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
正直に言うと、メリットの方が圧倒的に大きいです。ただし、デメリットがまったくゼロかというとそうでもありません。両方をきちんと知った上で判断してほしいので、この記事では良い面も悪い面も包み隠さずまとめました。
「まとめた方がいい人」と「まとめない方がいい人」の違いについても具体的に解説するので、自分がどちらに当てはまるかチェックしてみてください。
まとめるメリット5つ
メリット1:セット割で安くなる
電気とガスをまとめる最大のメリットは、セット割引で毎月の光熱費が安くなることです。各社が提供するセット割は月200〜600円程度の割引が一般的で、年間にすると数千円〜1万円以上の節約になるケースもあります。
何もしなくても毎月自動的に安くなる「仕組みの節約」なので、継続するための努力が一切いりません。特にポイント還元を含めた「実質節約額」で見ると、さらにお得度が増します。たとえばCDエナジーなら、セット割に加えてカテエネポイントが電気・ガス両方で貯まるため、実質的な節約額はかなり大きくなります。
メリット2:請求書・支払いが一本化
電気とガスが別々の会社だと、請求書が2通届き、引き落としも2回発生します。まとめれば請求書は1通、支払いも1回で完了するため、家計管理がシンプルになります。クレジットカードの明細も1行で済むので、毎月の支出チェックも楽になりますよ。引き落とし日が1日にまとまることで、口座残高の管理もシンプルになるメリットがあります。
メリット3:ポイントが貯まりやすい
電気+ガス両方の支払いでポイントが貯まるため、ポイントの貯まるスピードが単体契約の場合と比べて速くなります。年間で見ると数千ポイントの差になることも。貯まったポイントは電気代やガス代の支払いに充てられる会社が多いので、実質的な値引きとして活用できます。楽天やPayPayなど普段使っている経済圏のポイントが貯まる会社を選べば、日常のお買い物にも活かせて一石二鳥です。
メリット4:アプリで光熱費全体が見える
電気もガスも同じアプリやWebマイページで使用量や料金を確認できるようになります。光熱費全体の推移が一目で分かるため、「先月より電気を使いすぎたな」「ガス代が下がったな」といった変化にすぐ気づけます。この「見える化」が節約意識を高め、結果的にさらなる光熱費削減につながるのです。
メリット5:手続きが1回で済む
電気とガスを別々に切り替えると、申し込みも2回必要になります。セットプランなら1回の申し込みで両方を同時に切り替えられるため、手間が大幅に省けます。忙しくて光熱費の見直しを後回しにしがちな方にこそ、セットプランの手軽さは大きなメリットでしょう。

まとめるデメリット3つ
デメリット1:個別に最安を選んだ方が安い場合がある
電気はA社が最安、ガスはB社が最安、というケースでは、セットにするよりも個別に最安の会社を選んだ方がトータルで安くなることがあります。特にセット割の割引額が月200円程度と小さい場合は、個別最安の方がお得になる可能性があるので注意が必要です。
ただし、この差は年間で数百円〜数千円程度であることが多く、管理の手間を考えるとセットにしておく方が合理的なケースが大半です。時間や手間にもコストがかかることを考慮すれば、わずかな金額差のために手続きを2回行うのは効率的とは言えないでしょう。
デメリット2:片方だけ解約しにくい
セットプランで契約している場合、「電気だけ別の会社に変えたい」と思ったときに、セット割の割引がなくなります。ガスだけ残しても以前ほどのメリットがなくなることがあるため、片方だけの見直しがしにくくなるのは事実です。
ただし、セットプランを解約して別々の会社に切り替えること自体は自由にできます。解約金がかからないプランを選んでおけば、この問題はほぼ気にならないでしょう。
デメリット3:選択肢が限られる
電気+ガスのセットを提供している会社は、個別の電力会社と比べると数が限られています。電力会社は数百社ありますが、セットプランを提供しているのは10社程度です。「もっと幅広い選択肢から選びたい」という方には、やや物足りなく感じるかもしれません。ただし、主要な大手はほぼ網羅されているため、実用上はこの10社の中から選べば十分に比較できます。
まとめた方がいい人
以下に当てはまる方は、電気とガスをまとめるメリットが大きいです。
- 手続きの手間を最小限にしたい方
- 月の電気代+ガス代が合計1万円以上の方
- 家計管理をシンプルにしたい方
- 楽天・PayPayなどポイント経済圏を活用している方
- とりあえず確実に安くしたい方
特に「面倒なことはなるべく避けたいけど、少しでも安くしたい」という方にはセットプランが最適です。電気代とガス代の合計が月1万5,000円以上の世帯なら、セット割だけで年間1万円前後の節約が見込めるケースも珍しくありません。1回の手続きで確実に安くなり、あとは何もしなくても毎月の光熱費が下がり続けます。
まとめない方がいい人
一方、以下に当てはまる方は個別に契約した方がお得な可能性があります。
- 電気とガスそれぞれの最安を徹底的に追求したい方
- 使用量が極端に少ない方(特にガスの使用量が少ない一人暮らし)
- 頻繁に電力会社・ガス会社を切り替えたい方
- オール電化でガスを使っていない方
ガスの月額が2,000円以下のような極端に使用量が少ない場合は、セット割の恩恵が薄いことがあります。その場合は電気だけ安い会社に切り替えて、ガスは現状維持という選択も合理的です。

電気・ガスのセット割についてはエネチェンジで各社を一括比較できます。省エネ全般の情報は資源エネルギー庁の省エネポータルが参考になります。また、各社の最新プラン情報は価格.comのエネルギー比較でもチェック可能です。
まとめ:ほとんどの人はまとめた方がお得
- セット割で確実に安くなるのが最大のメリット
- 支払い一本化・ポイント二重取りで管理も楽
- 個別最安を追求する人以外はまとめるのがおすすめ
- デメリットは選択肢が限られることくらい
- 迷ったら解約金なしのセットプランから始めてみよう

電気とガスをまとめるかどうかの判断は、この記事で紹介したポイントを参考にしてみてください。迷ったらまずはシミュレーションで年間の節約額を確認するところから始めましょう。思った以上にお得になることに驚くはずです。
※2026年4月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

