東北電力の料金プランって種類が多くて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。「よりそう+eネットバリュー」や「よりそう+ファミリーバリュー」「よりそう+ナイト&ホリデー」など、プラン名を聞いてもピンとこない方も多いはずです。
この記事では、東北電力の主要な料金プランをわかりやすく比較し、一人暮らしからファミリー世帯まで、それぞれに合ったプランの選び方を解説します。

東北電力の家庭向け料金プラン一覧
東北電力が提供している主な家庭向け料金プランを整理します。
- 従量電灯B:従来型のスタンダードプラン。3段階の従量制で使った分だけ支払い
- よりそう+eネットバリュー:Web会員向け割引プラン。従量電灯Bより少しお得
- よりそう+ファミリーバリュー:電気使用量が多い大家族向け。月400kWh以上でメリット大
- よりそう+ナイト&ホリデー:夜間・休日に電気をよく使う家庭向け。平日昼間は高め
- よりそう+シーズン&タイム:オール電化向けの時間帯別・季節別料金プラン
従量電灯Bの料金体系
従量電灯Bは東北電力のもっとも基本的な料金プランで、多くの家庭がこのプランで契約しています。
基本料金(税込)
| 契約アンペア | 基本料金(月額) |
|---|---|
| 10A | 369.60円 |
| 20A | 739.20円 |
| 30A | 1,108.80円 |
| 40A | 1,478.40円 |
| 50A | 1,848.00円 |
| 60A | 2,217.60円 |
電力量料金(1kWhあたり・税込)
| 段階 | 使用量 | 単価 |
|---|---|---|
| 第1段階 | 〜120kWh | 29.62円 |
| 第2段階 | 121〜300kWh | 36.37円 |
| 第3段階 | 301kWh〜 | 40.32円 |
東北電力の従量電灯Bは3段階目の単価が40.32円と高めです。月の使用量が300kWhを超える家庭は、他のプランに変更することで電気代を抑えられる可能性があります。
プランの見直しと合わせて、使う電気そのものを少しでも減らしておくと第3段階に入る量を抑えやすくなります。使っていない機器の電源をまとめて切れるスイッチ付きの節電タップを、テレビ周りやPC周りに置いている家庭もあります。

よりそう+eネットバリューの特徴
よりそう+eネットバリューは、Web会員登録をするだけで従量電灯Bより少し安くなる手軽なプランです。
メリット
- 紙の検針票を廃止してWeb確認にするだけで割引が適用
- 基本的な料金体系は従量電灯Bと同じで、わかりやすい
- 1〜2人暮らしの世帯でも手軽にメリットを得られる
- 解約金がかからない
デメリット
- 割引額はそれほど大きくない
- Web環境がない方には不向き
よりそう+ファミリーバリューの特徴
よりそう+ファミリーバリューは、月の電気使用量が400kWh以上の大家族向けに設計されたプランです。第2段階(120kWh超)以降の電力量料金が従量電灯Bよりも安くなるため、電気をたくさん使う家庭ほどメリットが大きくなります。
向いている世帯
- 4人以上の家族構成
- 二世帯・三世帯同居で電気使用量が多い
- 子育て世帯でエアコンや家電の使用頻度が高い
- 月の電気代が1万円を超えている
よりそう+ファミリーバリューは月400kWh以上使う家庭でメリットが出る設計です。検針票で使用量を確認してから申し込みましょう。
よりそう+ナイト&ホリデーの特徴
よりそう+ナイト&ホリデーは、夜間と休日の電気料金が割安になる時間帯別プランです。平日は仕事で家にいない共働き世帯や、週末にまとめて家事をする方に向いています。
料金の仕組み
- 夜間(22時〜翌8時)と休日の電力量料金が安い
- 平日昼間(8時〜22時)は段階制で通常よりやや高め
- エコキュートや電気温水器のタイマー運転と相性が良い
タイマー機能のない家電を夜間にまわしたいときは、コンセント側でON/OFFの時刻を設定できるスマートプラグを使う手もあります。

東北電力の料金プラン比較シミュレーション
世帯人数別に、おすすめのプランを整理します。
| 世帯構成 | 月の使用量目安 | おすすめプラン |
|---|---|---|
| 一人暮らし | 150〜200kWh | よりそう+eネットバリュー |
| 二人暮らし | 250〜350kWh | よりそう+eネットバリュー |
| 3人家族 | 350〜450kWh | よりそう+ファミリーバリュー |
| 4人以上 | 450kWh〜 | よりそう+ファミリーバリュー |
| 共働き(昼間不在) | 問わず | よりそう+ナイト&ホリデー |
| オール電化 | 問わず | よりそう+シーズン&タイム |
シミュレーションの結果、1〜2人暮らしではeネットバリュー、4人以上の家族ではファミリーバリューがコスパの良い選択肢になるケースが多いようです。
東北電力から新電力に乗り換えるのもあり
東北電力のプラン内で見直すだけでなく、新電力への切り替えも有力な選択肢です。東北エリアで利用できる主な新電力をいくつか紹介します。
- Looopでんき:市場連動型(スマートタイムONE)。30分ごとに単価が変動し、ピークシフトで節約が狙える
- 楽天でんき:楽天ポイントが貯まる・使える。楽天経済圏ユーザー向け
- TERASELでんき:伊藤忠エネクスグループ運営で安心感がある。料金も比較的安め
新電力に切り替える際は、市場連動型プランかどうかを事前に確認しましょう。電力市場の価格高騰時に電気代が跳ね上がるリスクがあります。
東北電力の料金プラン変更手順
東北電力内でプランを変更する方法は以下のとおりです。
- 「よりそうeねっと」にログイン:東北電力のWeb会員サービスにアクセスし、現在の契約内容と使用量を確認
- プラン変更のシミュレーション:東北電力の公式シミュレーションで、各プランの料金を比較
- Web上でプラン変更を申し込み:手続きは無料で、工事も不要。次回検針日から新プランが適用

東北電力の料金が高いと感じた時のチェックポイント
「東北電力の電気代が高い…」と感じている方は、以下のポイントを確認してみてください。
契約アンペアの見直し
必要以上に大きなアンペア数で契約していると、基本料金が無駄に高くなります。ブレーカーが頻繁に落ちない限り、一段階下げてみるのも手です。
燃料費調整額の影響
東北電力の電気料金には毎月変動する燃料費調整額が含まれています。国際的なエネルギー価格の上昇に伴い、この調整額が電気代を押し上げる要因になることがあります。
電気使用量の季節変動
東北地方は冬の暖房需要が大きいため、冬場の電気代が夏の2倍以上になることも珍しくありません。エアコン暖房の効率を上げる工夫や、灯油暖房との併用も検討してみましょう。
暖かい空気は天井付近にたまりやすいため、サーキュレーターで部屋の空気をかき混ぜて温度ムラを減らす方法もよく使われています。
よくある質問
Q. 東北電力の従量電灯Bからよりそう+eネットバリューに変えるデメリットは?
A. 紙の検針票が届かなくなること以外に、目立ったデメリットはありません。Web上で使用量や請求額を確認できるので、慣れれば紙よりも便利です。
Q. よりそう+ファミリーバリューに変更すると工事は必要?
A. 工事は不要です。Webまたは電話でプラン変更を申し込むだけで、次の検針日から新プランが適用されます。
Q. 東北電力のオール電化プランはどれ?
A. オール電化住宅向けには「よりそう+シーズン&タイム」があります。夜間の電力量料金が割安になるため、エコキュートやIHクッキングヒーターとの相性が良いプランです。
まとめ:東北電力の料金プランは世帯に合わせて選ぼう
東北電力の料金プラン選びのポイントをまとめると、以下のようになります。
- 一人暮らし〜二人暮らし→よりそう+eネットバリューで手軽に節約
- 4人以上の大家族→よりそう+ファミリーバリューで大幅節約
- 共働きで昼間不在→よりそう+ナイト&ホリデーが有力
- オール電化→よりそう+シーズン&タイム一択
東北電力の料金プランは使用量と生活パターンによって最適解が変わるので、まずは公式サイトのシミュレーションで現在の料金と比較してみましょう。プラン変更は無料で工事も不要なので、気軽に試せるのが嬉しいポイントです。


