「Looopでんきの料金って、どういう仕組みで決まるの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
Looopでんきは、一般的な電力会社とは異なる市場連動型という独特な料金体系を採用しています。30分ごとに電気料金が変わるため、仕組みをしっかり理解しておくことが大切です。
この記事では、Looopでんきの料金が決まる仕組みから、安くなる時間帯、注意すべきリスクまで詳しく解説していきます。市場連動型プランを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

市場連動型の仕組みとは?JEPX価格と連動する料金体系
Looopでんきの料金は、JEPX(日本卸電力取引所)という電力の卸売市場の価格に連動して決まります。JEPXは発電事業者と小売電気事業者が電力を売買する市場で、需要と供給のバランスによって30分ごとに取引価格が変動しています。JEPXは2005年に開設された市場で、現在では日本の電力取引の重要な指標として機能しています。
つまり、市場で電力が余っていて安い時はLooopでんきの料金も下がり、電力が不足して高い時は料金も上がるという仕組みです。従来の電力会社のように「1kWhあたり○円」と固定されているわけではないため、電気を使うタイミングによって支払う金額が大きく変わってきます。
この仕組みのおかげで、電力が余りがちな時間帯に電気を集中して使えば、固定料金プランよりもずっと安く電気を利用できる可能性があります。逆に、需要が集中する時間帯に大量に電気を使うと、想定以上の料金になることもあるので注意が必要です。
Looopでんきの最大のメリットは基本料金が0円という点にもあります。固定料金プランでは30Aで約935円、40Aで約1,247円の基本料金が毎月発生しますが、Looopでんきではその分がまるまる浮きます。年間にすると約10,000〜14,000円の差になるため、基本料金の節約効果だけでもかなりのインパクトがあります。
安くなる時間帯・高くなる時間帯
市場価格には一定のパターンがあります。
- 安い時間帯:深夜〜早朝(0〜6時)、春秋の日中(太陽光発電が多く需要が少ない時期)
- 高い時間帯:夏冬の日中(13〜17時)、電力需給が逼迫する時期
特に春や秋は全体的に市場価格が安定しやすく、1日を通して比較的安い料金で電気を使えることが多いです。太陽光発電の発電量が多い晴天の日中も、電力の供給が増えるため料金が下がりやすい傾向があります。一方、真夏や真冬はピーク時間帯の価格が跳ね上がりやすいため、使い方に気を配る必要があります。
具体的には、深夜帯(0〜6時)の市場価格は5〜15円/kWh程度のことが多く、固定料金プランの26〜30円と比べると半額以下で電気を使えるタイミングもあります。一方で、夏の14〜16時は40〜60円/kWhに跳ね上がることがあり、エアコンを全開にしている時間帯と重なると一気に電気代が膨らみます。この料金差を理解した上で、安い時間帯に家電をまとめて使う工夫ができるかどうかが、Looopでんきで得をするかどうかの分かれ道です。この料金差を理解した上で、安い時間帯に家電をまとめて使う工夫ができるかどうかが、Looopでんきで得をするかどうかの分かれ道です。
料金の変動幅はどのくらい?実際の金額感
Looopでんきの料金変動幅はかなり大きいのが特徴です。安い時は1kWhあたり10円以下になることもありますが、高い時は50円を超えるケースもあります。固定料金プランの場合、従量料金は30〜40円程度が一般的なので、変動の幅がいかに大きいかがわかるでしょう。
ただし、月の平均で見ると大手電力会社と同等か、やや安くなることが多いのも事実です。特に深夜帯の料金が大幅に安いため、夜間に電気を多く使うライフスタイルの方は、トータルではかなりお得になる可能性があります。
一方で、月によって電気代にばらつきが出るのは避けられません。夏場のエアコンをフル稼働させる月と、春秋の穏やかな月では、同じ使用量でも料金が大きく異なることがあります。この変動を受け入れられるかどうかが、Looopでんきを選ぶ際の判断ポイントになります。毎月の電気代が予測しにくいことを不安に感じる方は、固定料金プランの電力会社を選んだ方がストレスなく過ごせるでしょう。
Looopでんきの実際のユーザーの声を見ると、「春秋は固定プランより月1,000円以上安かった」「真夏のピーク月は固定プランより高くなった」といった体験談が見られます。年間トータルで見ると固定プランと同等か、やや安くなるケースが多いですが、月ごとの振れ幅を許容できるかどうかは個人の価値観次第です。

Looopでんきアプリで料金をコントロールする方法
Looopでんきの大きなメリットのひとつが、専用アプリでリアルタイムの料金単価と今後の予測が確認できる点です。アプリを開けば、今この瞬間の1kWhあたりの料金がひと目でわかります。
このアプリを活用すれば、料金が安い時間帯を狙って家電を動かすことができます。たとえば、洗濯機や食洗機は深夜の安い時間帯にタイマー設定で回す、電気自動車の充電は夜間に行うといった工夫で、電気代をかなり抑えることが可能です。
また、翌日の価格予測も表示されるため、「明日の昼は高そうだから外出しよう」「深夜が安いから洗濯は明日の朝方にしよう」といった計画的な電気の使い方ができるようになります。まるでゲーム感覚で電気代を節約できるので、楽しみながら省エネに取り組めるのも魅力です。スマートフォンの通知機能と連携させれば、料金が安い時間帯をリアルタイムでキャッチすることもできます。
電気自動車(EV)のオーナーにとっても、深夜帯の安い料金で充電できるのは大きなメリットです。ガソリン代と比較すると、深夜充電のコストは走行1kmあたり数円レベルまで下がることもあります。タイマー機能を活用して深夜に充電を集中させれば、EVの維持費を大幅に抑えることが可能です。
注意すべきリスク:夏冬の電気代急騰に備えよう
市場連動型プランの最大のリスクは、夏冬の需要ピーク時に電気代が急騰する可能性があることです。真夏の猛暑日にエアコンを全開にする午後や、真冬の厳寒期に暖房をフル稼働させる時間帯は、市場価格が通常の数倍に跳ね上がることがあります。
固定料金プランであれば、どれだけ電力需給が逼迫しても料金単価は変わりません。しかし市場連動型では、こうした「想定外の高額請求」が発生する可能性があるのです。特にオール電化の住宅で暖房も電気に頼っている場合、冬場のリスクは大きくなります。
対策としては、ピーク時間帯を避けて電気を使う、蓄電池を併用する、あるいはリスクを許容できる範囲の使用量に抑えるといった方法が挙げられます。市場連動型プランは電気の使い方をコントロールできる人にこそ向いていると言えるでしょう。市場連動型のメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

太陽光パネルと蓄電池を導入している家庭であれば、日中は自家発電で賄い、市場価格が安い深夜帯に蓄電池を充電するという使い方も可能です。Looopでんきは解約金が0円なので、「まず数ヶ月試してみて、合わなければ固定プランに戻す」という気軽なスタンスで始められるのも安心材料です。夏を1回経験してみてから継続するかどうかを判断するのも賢い方法でしょう。
Looopでんきの料金の仕組みはLooopでんき公式サイトで詳しく解説されています。JEPX(電力市場)の仕組みについてはJEPX公式サイトで確認できます。また、電力自由化全般の情報は資源エネルギー庁のページも参考になります。


まとめ
- JEPX市場価格に連動して30分ごとに変動
- 深夜〜早朝が安い時間帯で春秋は全体的に安定
- 夏冬の日中は高くなるリスクがあり要注意
- アプリで料金を確認して賢く使いこなすのがコツ
- 電気の使い方をコントロールできる人向けのプラン
Looopでんきの利用者の口コミは以下の記事で紹介しています。



※2026年4月時点の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

