「一人暮らしだと電気代そんなにかからないし、切り替えても大して変わらないでしょ?」と思っていませんか?
それは半分正解で半分間違いです。確かに使用量が少ないと節約額は小さくなりますが、プランをうまく選べば年間3,000〜5,000円くらいは浮きます。ランチ数回分と思うかもしれませんが、何もしないよりずっとお得です。
この記事では、一人暮らしの方に特におすすめの電力会社5社を厳選し、それぞれの特徴や向いている人を詳しく解説していきます。さらに、電力会社の切り替え以外にもできる節約テクニックもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

一人暮らしの電気使用量と電気代の目安
平均は月150〜200kWh、電気代4,000〜6,000円
一人暮らしの月の電気使用量は、だいたい150〜200kWhくらいが平均です。電気代にすると月4,000〜6,000円程度になります。在宅勤務をしている方はもう少し多くて200〜250kWhくらいになることもあり、電気代は月6,000〜8,000円程度に上がります。
総務省の家計調査によると、単身世帯の月平均電気代は約5,500円とされています。季節によって変動があり、夏と冬はエアコン使用で高くなり、春と秋は安くなる傾向があります。特に夏場は月8,000円近くになることもあるので、年間を通した平均で考えるのが大切です。
使用量が少ないからこそプラン選びが大事
使用量が少ない方は、基本料金の有無で大きな差が出ます。東京電力で30Aの基本料金は約935円ですから、基本料金0円の会社に変えるだけで年間約11,000円の節約になる計算です。従量料金の単価だけでなく、基本料金にも注目してプランを選ぶのがポイントです。
一人暮らしにおすすめの電力会社5選
Looopでんき:市場連動型
Looopでんきの魅力は市場連動型の料金プランです(※2025年4月より基本料金が発生する仕組みに変更されています)。日中は仕事で外出していて夜だけ電気を使うパターンの方には特に相性が良いでしょう。夜間は市場価格が下がりやすいため、一人暮らしの生活リズムにマッチしやすいのが特徴です。
ただし市場連動型なので、料金が変動するリスクは理解しておく必要があります。アプリで料金をこまめにチェックしながら、安い時間帯に家電を使う工夫ができる方に向いています。電力市場の仕組みに興味がある方なら、ゲーム感覚で楽しめるプランとも言えます。
CDエナジー「シングルでんき」:一人暮らし専用設計
CDエナジーのシングルでんきは、一人暮らし向けに設計されたプランで、使用量が少なくても安くなります。多くの新電力は使用量が多い家庭ほどお得になる設計ですが、シングルでんきは少量使用でもメリットが出る料金体系になっています。
さらにカテエネポイントも貯まるため、実質的な割引額はさらに大きくなります。中部電力と大阪ガスの合弁会社という安心感も魅力のひとつです。
東京ガスの電気:ガスとまとめてセット割
都市ガスも東京ガスを使っているなら、電気もまとめることで安くなります。セット割で月額基本料金が割引になるほか、新生活応援割引もあるため、引っ越しのタイミングで検討するのがおすすめです。大手ならではのサポート体制も充実しており、初めて電力会社を切り替える方にも安心の選択肢です。
楽天でんき:楽天ポイントが貯まる・使える
楽天でんきは基本料金0円で、電気代の支払いで楽天ポイントが貯まります。楽天カードで支払えばポイント還元率がさらにアップし、貯まったポイントで電気代を支払うこともできます。楽天市場や楽天モバイルなど、楽天経済圏をフル活用している方にはベストチョイスです。
auでんき:auユーザーならPontaポイント還元あり
auユーザーならPontaポイントが最大1%還元される点が魅力です。電気代自体の安さはそこまで突出していませんが、ポイント還元を含めるとトータルではかなりお得になります。auの料金と一括で支払えるため、家計管理がシンプルになるのもメリットです。

一人暮らしで電気代をさらに節約する3つのコツ
アンペア数を見直す
一人暮らしなら20Aか30Aで十分です。40Aで契約している方は、30Aに下げるだけで月300円くらい安くなります。ブレーカーが頻繁に落ちなければ下げても問題ありません。電子レンジとドライヤーを同時に使わないなど、ちょっとした工夫で低いアンペアでも快適に暮らせます。
照明をLEDに変える
まだ蛍光灯を使っているなら、LEDに交換するだけで照明の電気代が約半分になります。初期費用はかかりますが、数ヶ月で元が取れるため長い目で見ればお得です。最近はLED電球も安くなっており、1個500円程度から購入できます。
エアコンの使い方を工夫する
エアコンは電気代の中で最も大きな割合を占める家電です。自動運転モードにして、フィルターを月1回掃除するだけでも効率がアップして節約になります。また、サーキュレーターを併用して空気を循環させることで、設定温度を1〜2度控えめにしても快適に過ごせるようになります。
一人暮らしで電力会社を選ぶ際の注意点
使用量が極端に少ない人は要シミュレーション
月の使用量が100kWh以下の方は、基本料金0円のプランでも従量単価が高い会社だとお得にならないことがあります。必ずシミュレーションをしてから申し込むようにしましょう。各社の公式サイトやエネチェンジで簡単に試算できます。
引っ越しが多い人は解約金に注意
転勤族や学生で引っ越しが多い方は、解約金なしの会社を選んでおくと安心です。引っ越し先が供給エリア外だと解約になるため、思わぬ違約金が発生する可能性があります。引っ越しの可能性がある方は、契約前に解約条件を必ず確認してください。
一人暮らしの光熱費の平均は総務省の家計調査でも確認できます。各社の料金比較はエネチェンジでシミュレーション可能です。電力自由化の仕組みについて詳しく知りたい方は資源エネルギー庁のページも参考にしてみてください。

電力会社の切り替えに関するよくある質問
Q. 電力会社を切り替えると電気の品質は変わる?
変わりません。どの電力会社と契約しても同じ送電網を通じて同じ品質の電気が届きます。新電力だから停電しやすくなるということもありません。
Q. 切り替えに工事は必要?
原則不要です。スマートメーターが未設置の場合のみ無料で交換されますが、短時間の作業で立ち会いも不要です。
Q. 切り替え手続きは面倒?
非常に簡単です。検針票のお客様番号と供給地点特定番号を用意し、新しい電力会社のWebサイトから申し込むだけ。5〜10分で完了し、現在の電力会社への解約連絡も不要です。
Q. 賃貸マンションでも切り替えできる?
ほとんどの賃貸物件で可能です。大家さんの許可も不要です。ただしマンション一括受電契約の場合は個別の切り替えができないため、管理会社に確認しましょう。
Q. 新電力が倒産したらどうなる?
電気がすぐに止まることはありません。地域の大手電力会社が「経過措置プラン」で供給を継続する仕組みがあります。ただし料金が割高になるため、速やかに新しい電力会社を選びましょう。

電気代を節約するための基本テクニック
電力会社の見直しに加えて、日常の電気の使い方を工夫することでさらに節約効果が高まります。
契約アンペアを見直す
契約アンペアを1段階下げるだけで、月約295円の基本料金を節約できます。一人暮らしなら20〜30A、二人暮らしなら30〜40A、ファミリーなら40〜50Aが目安です。ブレーカーが頻繁に落ちない範囲で見直してみましょう。
エアコンの使い方を工夫する
エアコンは家庭の電気消費量の中で大きな割合を占めます。環境省の推奨する室温目安は冷房時28度、暖房時20度です。フィルターを月1回清掃するだけで冷暖房効率が5〜10%向上します。また、30分以内の外出ならつけっぱなしの方が省エネになるケースもあります。
待機電力を減らす
使っていない家電のコンセントを抜くだけで年間約1,000円の節約効果があります。資源エネルギー庁のデータによると、家庭の消費電力のうち約5%が待機電力です。スイッチ付き電源タップを使えば、まとめてオフにできて手軽です。
LED照明に交換する
白熱電球からLEDに替えるだけで、照明の電気代を約80%カットできます。LED電球の寿命は約40,000時間と白熱電球の約40倍で、交換頻度も大幅に減ります。初期費用はかかりますが、電気代の節約分ですぐに元が取れます。

まとめ:一人暮らしでも電力会社の見直しは効果あり
- 一人暮らしの電気代は月4,000〜6,000円が平均
- 基本料金0円の会社が一人暮らしには特にお得
- 楽天・au・ソフトバンクなどポイント経済圏に合わせるのも有効
- ガスを使っているならセット割も検討しよう
- アンペア数見直し・LED化でさらに節約できる
「たかが数千円」と思うかもしれませんが、年間にすると結構な額になります。5年、10年と積み重ねれば数万円単位の節約です。手続きは5分で終わりますので、まずは自分のケースでどのくらい節約できるか確認してみてください。
※2026年4月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

