ガス会社の乗り換えを検討しているなら、各社が実施しているキャンペーンを活用しない手はない。キャッシュバックやポイント還元、基本料金割引など、乗り換え時だけの特典を利用すれば、通常の料金差に加えてさらにお得に切り替えることができる。
この記事では、ガス会社のキャンペーンの種類や活用方法、注意点を詳しく解説していく。お得に乗り換えるためのポイントをしっかり押さえよう。

ガス会社のキャンペーンにはどんな種類がある?
ガス会社が実施するキャンペーンにはさまざまな種類がある。主なものを見ていこう。
キャッシュバック・現金還元
新規契約や乗り換え時に、現金やAmazonギフトカードなどでキャッシュバックが受けられるキャンペーンだ。金額は会社や時期によって異なるが、数千円程度の還元が一般的だ。
記事執筆時点での例として、東邦ガスでは乗り換えで5,000円のキャッシュバック、ミツウロコガスでも同様のキャッシュバックキャンペーンを実施していた。最新の情報は各社の公式サイトで確認してほしい。
基本料金割引
乗り換えから一定期間(例えば6ヶ月間)、基本料金が半額や無料になるキャンペーンもある。月々の固定費が直接減るため、節約効果が実感しやすい。
ポイント還元
楽天ガスなら楽天ポイント、東京ガスならパッチョポイントなど、各社独自のポイントが貯まるキャンペーンも多い。普段利用しているポイント経済圏に合ったガス会社を選べば、ポイントの二重取りも可能だ。
電気とのセット割引
ガスだけでなく電気も同じ会社にまとめることで、追加の割引が受けられるキャンペーンもある。東京ガスや大阪ガスなど、電気も提供しているガス会社ではセット割引を積極的に打ち出している。
紹介キャンペーン
すでに契約中の方からの紹介で新規契約すると、紹介者・被紹介者の双方に特典が付くキャンペーンもある。家族や友人にガス会社の乗り換え経験者がいれば、紹介特典を利用するのも手だ。
ただし、キャンペーンは一度きりの特典だ。毎月のガス代を下げたいなら、使用量そのものを減らす工夫も並行したい。ガス代の多くは給湯なので、シャワーヘッドから見直す方が多い。

ガス会社のキャンペーンを探す方法
各ガス会社の公式サイトをチェック
もっとも確実なのは、各ガス会社の公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認することだ。キャンペーンは期間限定であることが多く、時期によって内容が変わるため、申し込む直前に最新情報を確認するのが重要だ。
比較サイトを活用する
エネチェンジやセレクトラなどの比較サイトでは、複数のガス会社のキャンペーン情報を一覧で確認できる。比較サイト限定のキャンペーンを実施していることもあるので、直接公式サイトから申し込むよりもお得になる場合がある。
引越しシーズンは特にお得
引越しが多い春(3〜4月)や秋(9〜10月)のシーズンには、各ガス会社がキャンペーンを強化する傾向がある。引越しの予定がある方はこの時期を狙うとよりお得に契約できる可能性がある。
キャンペーンを利用する際の注意点
キャンペーンの適用条件を確認する
キャンペーンには「新規契約のみ」「Webからの申し込み限定」「一定期間の継続利用が条件」などの適用条件があることが多い。条件を満たさないとキャンペーン特典が受けられないケースがあるため、申し込み前にしっかり確認しよう。
キャンペーンの適用条件をよく読まずに申し込むと、特典が受けられないことがある。特に「○ヶ月以上の継続利用が条件」という場合、途中解約するとキャッシュバックが取り消されることもあるので注意が必要だ。
キャンペーンだけでなく通常料金も比較する
キャンペーンの特典だけで飛びつかず、通常料金(キャンペーン終了後の料金)も比較することが大切だ。キャンペーン期間中は安くても、通常料金が高ければトータルで損をする可能性がある。年間トータルのコストで判断しよう。
解約金の有無を確認する
キャンペーンと引き換えに契約期間の縛りが設定されていることがある。解約金がかかるプランでは、より安いガス会社が見つかっても気軽に切り替えられなくなるため、解約金の金額と条件は事前に確認しておこう。
キャッシュバックの受け取り方法と時期
キャッシュバックの受け取り方法は「自動振込」「申請制」「ポイント付与」など、会社によって異なる。特に申請制の場合は受け取り忘れに注意が必要だ。申請期限が設けられていることもあるので、契約後にカレンダーにリマインダーを設定しておくとよい。

ガス会社のキャンペーンを最大限に活かすコツ
電気とガスをまとめてさらにお得に
多くのガス会社は電気も提供しており、電気とガスをセットで契約すると追加の割引が適用される。キャンペーンとセット割を組み合わせることで、年間で1万円以上の節約になることもある。
比較サイト経由の限定キャンペーンを狙う
エネチェンジなどの比較サイトでは、公式サイトにはない限定キャッシュバックを実施していることがある。同じガス会社に申し込むなら、比較サイト経由の方がお得な場合もあるため、両方チェックしてから申し込もう。
キャンペーン期間の終了直前を狙わない
キャンペーンは期間限定のものが多いが、「終了直前に駆け込みで申し込む」のはリスクがある。手続きが間に合わなかったり、申込みが集中して処理に時間がかかったりすることがあるため、余裕を持って申し込むのがおすすめだ。
キャンペーン以外にもチェックしたいポイント
ガス料金の単価を比較する
キャンペーンは一時的な特典だが、ガス料金の単価は毎月の支出に直結する。キャンペーンの有無に関わらず、通常料金の単価が安いガス会社を選ぶことが長期的には重要だ。
供給エリアを確認する
ガス自由化の対象は都市ガスエリアに限られる。プロパンガスのエリアでは自由にガス会社を選べる場合と選べない場合があるため、自分の住所が供給エリアに含まれているか確認しよう。
ガス機器のトラブル対応も考慮する
大手ガス会社では、ガス漏れや機器トラブル時の駆けつけサービスが充実しているケースが多い。新しいガス会社に切り替えた後も同様のサービスが利用できるか確認しておくと安心だ。
なお、家庭用のガス漏れ警報器には有効期限(おおむね5年)がある。期限切れのまま使っている家庭も多いので、この機会に本体の表示を確認しておきたい。購入時は都市ガス用かLPガス用かを間違えないように。
Q&A:ガス会社のキャンペーンに関するよくある質問
Q. ガス会社のキャンペーンは何度も利用できる?
A. 多くのキャンペーンは「新規契約者」「初回申込み限定」の条件がついているため、同じキャンペーンを何度も利用することは基本的にできない。ただし、異なるガス会社のキャンペーンはそれぞれ利用可能だ。
Q. キャンペーンだけ利用してすぐ解約しても大丈夫?
A. 短期間での解約はおすすめしない。キャンペーンの中には一定期間の継続利用が条件のものがあり、条件を満たさずに解約するとキャッシュバックの返還を求められることもある。
Q. 賃貸マンションでもガス会社のキャンペーンは使える?
A. 都市ガスエリアで個別にガス契約している賃貸マンションなら利用可能だ。ただし、一括供給契約のマンションでは個別に切り替えることができないため、管理会社や大家に確認しよう。
Q. ガス会社を切り替えるときに工事は必要?
A. 都市ガスの場合、ガス管はそのまま共用されるため工事は不要だ。Webから申し込めば、手続きは比較的簡単に完了する。ガスメーターの交換が必要な場合も、基本的に無料で行われる。

まとめ:キャンペーンを賢く使ってガス代を節約しよう
ガス会社のキャンペーンは、乗り換え時に数千円単位のお得な特典を受けられるチャンスだ。キャッシュバック、基本料金割引、ポイント還元など、さまざまな種類のキャンペーンがあるので、自分に合ったものを探してみよう。
ただし、キャンペーンの特典だけでなく、通常料金や解約条件も含めた総合的な判断が大切だ。キャンペーンは一時的なものだが、ガス料金の単価は毎月の家計に影響する。長期的な視点でお得なガス会社を選び、キャンペーンはおまけの特典として活用するのが賢い使い方だ。


