ガス代の節約を考えたとき、「レモンガス」という名前を見かけたことはないだろうか。レモンガスは神奈川県を拠点に、東京・神奈川・埼玉エリアで都市ガスの供給を行っているガス会社だ。東京ガスの一般料金より約5%安い「わくわくプラン」が人気を集めている。
この記事では、レモンガスの料金プランの特徴やメリット・デメリット、利用者の口コミを詳しく紹介する。東京ガスからの乗り換えで実際にどのくらい安くなるのか、気になる方はぜひ参考にしてほしい。

レモンガスとはどんな会社?
レモンガス株式会社は、神奈川県平塚市に本社を置くガス会社で、昭和17年(1942年)に創業した歴史ある企業だ。もともとはLPガス(プロパンガス)の販売が主力で、約30万世帯へLPガスを供給してきた実績がある。都市ガスの自由化が始まった2017年4月から都市ガスの小売にも参入し、「わくわくプラン」の名称で東京ガスエリアの顧客を獲得している。
レモンガスという社名の由来は、創業者がレモンの爽やかさをイメージして名付けたとされている。親しみやすい名前とは裏腹に、80年以上の歴史を持つ堅実なエネルギー企業だ。
レモンガスの都市ガス「わくわくプラン」の料金
東京ガスより約5%安い料金設定
レモンガスの「わくわくプラン」は、東京ガスの一般料金と比較して基準単位料金が約5%安く設定されている。年間にして約1,200円〜3,300円程度の節約が見込める。使用量が多い世帯ほど節約額が大きくなるのが特徴だ。
- 東京ガスの一般料金と比べて基準単位料金が約5%安い
- 供給エリア:東京・神奈川・埼玉の一部地域(東京ガスの東京地区等)
- 解約金・違約金なし
- ガスの品質は東京ガスと同じ(同じ導管を使用)
- 年間で約3,000円近くの節約が可能
セット割引と特典
レモンガスでは、電気(レモンガスでんき)やインターネット回線、ウォーターサーバーなどとのセット割引も提供している。複数のサービスをまとめることで、光熱費全体の見直し効果がさらに大きくなる。
単価が5%下がるのに加えて、使う量そのものを少し減らせれば差はさらに広がる。家庭のガスは給湯が大きな比率を占めるため、水量を絞りながら勢いを保てる節水シャワーヘッドに替える方法がよく取られている。
政府の補助金による値引き
記事執筆時点では、政府の「電気・ガス料金支援」によるガス料金の値引きが実施されている。これは東京ガスでもレモンガスでも同様に適用されるため、切り替えの判断に影響はない。

レモンガスの良い口コミ
「ガス料金が安くなった」
口コミで一番多いのが、料金が安くなったという声だ。「毎月200〜300円安くなった」「年間で3,000円近く浮いている」という報告が多い。特にガス使用量が多い冬場は、5%の差がはっきりと感じられるという声がある。
「切り替えが簡単だった」
「Webで申し込んで2週間で切り替え完了」「工事も立ち会いも不要で楽だった」という口コミが目立つ。手続きの手軽さは高く評価されている。
「老舗企業なので安心感がある」
80年以上の歴史がある企業であることから、「小さなベンチャー企業と違って安心」「潰れる心配が少ない」といった評価もある。ガスという生活インフラを扱うだけに、企業の信頼性を重視する人からの支持が厚い。
「解約金がないから試しやすい」
解約金・違約金が一切かからないため、「合わなかったら戻せるから安心」という声がある。リスクなしで新しいガス会社を試せるのは大きなメリットだ。
レモンガスの気になる口コミ
「劇的には安くならない」
月の節約額が数百円程度であるため、「期待したほどの効果はなかった」「微々たる差」という声もある。ただし、ガス会社を変えるだけで毎月自動的に節約になると考えれば、手間に対するコスパは悪くない。
「供給エリアが限られている」
レモンガスの都市ガスは東京ガスの東京地区等(東京・神奈川・埼玉の一部)でのみ利用可能だ。エリア外に住んでいる場合は申し込みできない。
「LPガスは高いという声がある」
都市ガスの「わくわくプラン」は好評だが、LPガス(プロパンガス)については「料金が高い」という口コミも見られる。都市ガスとLPガスでは料金体系がまったく異なるため、口コミを参考にする際は区別して読むことが大切だ。
「キャンペーンの条件が複雑」
時期によって実施されるキャンペーンの適用条件がわかりにくいという声もある。キャンペーンを利用する場合は、適用条件を事前に確認しておこう。

レモンガスのメリット・デメリットまとめ
メリット
- 東京ガスより約5%安い料金設定
- 解約金・違約金なしで気軽に試せる
- 80年以上の歴史がある老舗企業の信頼性
- 電気やインターネットとのセット割引もある
- 切り替え時に工事不要
- ガスの品質は東京ガスと同一
デメリット
- 月の節約額は数百円程度で劇的ではない
- 供給エリアが東京・神奈川・埼玉の一部に限定
- LPガスの料金は高いという声がある
- キャンペーンの適用条件が複雑な場合がある
「節約額が数百円では物足りない」と感じるなら、追い焚きの回数を減らす工夫と組み合わせるのが現実的だ。湯船の熱が逃げるのを抑える風呂ふたや保温シートは、家族の入浴時間がバラバラな家庭で使われている。
レモンガスの都市ガス「わくわくプラン」は、東京ガスの東京地区等エリアでのみ利用可能だ。LPガス(プロパンガス)サービスとは料金やサービス内容がまったく異なるため、混同しないように注意しよう。
レモンガスの申し込み方法
レモンガスの都市ガスへの切り替えは、公式サイトからWebで申し込める。必要なのは現在のガス会社の検針票(お客様番号・供給地点特定番号)だけだ。申し込みから切り替えまでは通常2〜3週間程度で、工事不要・ガスが止まる期間もなしで切り替えが完了する。
よくある質問
Q. レモンガスに切り替えてガスの品質は変わる?
変わらない。都市ガスの導管は東京ガスのものを共同利用するため、ガスの成分・熱量・品質はまったく同じだ。コンロの火力も給湯器の性能もそのまま維持される。
Q. 賃貸住宅でも切り替えられる?
自分名義でガス契約をしていれば、賃貸でも切り替え可能だ。念のため管理会社に確認しておくと安心だ。
Q. レモンガスでんきとセットにしたほうがいい?
セット割引が適用されるため、お得になるケースは多い。ただし、電気は他の新電力のほうが安い場合もあるので、電気だけを別の会社にするという選択肢も含めて比較しよう。

まとめ
レモンガスは、80年以上の歴史を持つ老舗ガス会社が提供する都市ガスサービスだ。東京ガスの一般料金より約5%安い「わくわくプラン」は、解約金なしで手軽に切り替えられる点が大きな魅力だ。
口コミでは「確実に安くなった」という声が多い一方、「劇的な節約にはならない」という声もある。とはいえ、ガス会社を変えるだけで毎月自動的に節約できるのは事実。リスクなしで試せるので、東京ガスエリアにお住まいの方はぜひ一度検討してみてほしい。
参考:レモンガス公式サイト
レモンガスに関するよくある質問
Q. レモンガスのわくわくプランはどのエリアで使える?
東京ガスの東京地区等(東京・神奈川・埼玉の一部エリア)で利用可能だ。それ以外の地域では現時点では契約できないため、まずは公式サイトでエリア確認をしてみよう。
Q. レモンガスのLPガスと都市ガスは同じ会社?
同じレモンガス株式会社が運営しているが、LPガスと都市ガスは料金体系もサービス内容もまったく異なる。口コミを参考にする際は、どちらのサービスについてのものか確認しよう。
Q. ガスコンロや給湯器はそのまま使える?
そのまま使える。都市ガスの供給元が変わるだけで、ガスの種類や圧力は同じだ。ガス機器の交換や調整は一切不要だ。
Q. 申し込みに必要なものは?
現在のガス会社の検針票があれば申し込みできる。検針票に記載されている「お客様番号」と「供給地点特定番号」が必要だ。手元にない場合は、現在のガス会社のマイページでも確認可能だ。


