「電気やガスの料金プランを見直したいけど、いつやるのがベストなの?」と気になっている人は多いはず。見直しのタイミングを間違えると、違約金が発生したり、補助金の恩恵を受け損ねたりすることもある。
この記事では、電気・ガスを見直すべきベストなタイミングと、見直し時に意識したいポイントを解説していくよ。ライフスタイルの変化や料金改定のタイミングを見逃さないようにしよう。

電気・ガスを見直すべき5つのタイミング
電気やガスの料金プランは、一度契約したらそのままになりがち。でも、以下のようなタイミングでは見直しを検討する価値があるよ。
タイミング1:引っ越しするとき
引っ越しは電力会社やガス会社を見直す絶好のチャンス。新居では使用量やライフスタイルが変わることが多いし、引っ越し先のエリアで新しいお得なプランが見つかる可能性もある。旧居の解約と同時に新居での契約先を比較検討しよう。
タイミング2:家族構成が変わったとき
結婚・出産・子どもの独立・同居人の変化など、家族構成が変わると電気やガスの使用量も大きく変わる。一人暮らしから二人暮らしになれば使用量は増えるし、子どもが独立すれば減る。使用量の変化に合ったプランに切り替えることで、無駄な支出を減らせるよ。
タイミング3:料金の値上げがあったとき
電力会社やガス会社の料金改定は定期的に行われる。値上げのお知らせが届いたら、他社の料金と比較してみよう。今まで最安だったプランが、値上げによって他社より割高になっているケースは珍しくないよ。
タイミング4:政府の補助金が終了するとき
記事執筆時点では、政府による電気・ガス料金の補助が実施されており、電気は1kWhあたり3.5〜4.5円、ガスは1m3あたり14〜18円の値引きが行われている。補助金が終了すると実質的な値上げになるため、終了のタイミングで料金プランを見直すと節約効果が大きいよ。
とはいえ、単価の下げ幅には限界がある。冷暖房の効きを底上げして設定温度を控えめにする、という方向の対策も並行しておきたいところ。定番はサーキュレーターで部屋の温度ムラをなくす方法だよ。
タイミング5:契約更新月・解約金がなくなるとき
一部の電力会社では契約期間の縛りがあり、期間内の解約で違約金が発生する。契約更新月や解約金がかからなくなるタイミングで見直しをすれば、無駄な費用を払わずに切り替えができるよ。

季節ごとの見直しメリット
電気・ガスの使用量は季節によって大きく変動する。各季節で見直しをするメリットを紹介するね。
春(3月〜5月):引っ越しシーズンに合わせて
新生活が始まる春は、電力会社各社がキャンペーンを打ち出す時期。キャッシュバックやポイント付与などの特典が充実していることが多い。引っ越しの予定がなくても、各社のキャンペーンをチェックしてみる価値はあるよ。
夏(6月〜8月):冷房費が気になる時期
エアコンの使用で電気代が跳ね上がる夏。使用量が増えるこの時期だからこそ、使用量が多いほどお得になるプランへの切り替えが効果的。また、再エネ賦課金の改定も毎年この時期に行われるので、影響を確認しておこう。
秋(9月〜11月):冬に備えて見直す
暖房やガスの使用量が増える冬に備えて、秋のうちに見直しておくのが賢い選択。電気とガスのセット割や、ガスの床暖房プランなどを検討するのに良いタイミングだよ。
冬(12月〜2月):ガス代が最も高い時期
暖房とお湯の使用でガス代が高くなる冬。都市ガスの契約を見直して、ガスのセット割やガス会社の切り替えで節約できるか検討しよう。
冬のガス代を押し上げている犯人はたいてい追い焚き。家族の入浴時間がバラバラな家庭は、湯船に浮かべる保温シートで湯温の低下を抑えるという手もあるよ。
見直し時にチェックすべき5つのポイント
電気やガスの見直しを行うときに確認しておきたいポイントを紹介するよ。
- 電気とガスをまとめられるか:セット割で月数百円の節約ができる可能性がある
- ポイント還元はあるか:自分の経済圏に合ったポイントが貯まる会社が理想的
- 解約金の有無:将来の乗り換えや引っ越しに備えて確認
- 供給エリアの対応:新電力によっては対応エリアが限定されている
- 料金の計算方法:市場連動型プランは電気料金が変動するリスクがある
見直しにおすすめのツール・サービス
電気やガスの料金を比較するなら、以下のようなツールやサービスが便利だよ。
エネチェンジ
郵便番号と使用量を入力するだけで、そのエリアで使える電力会社・ガス会社を比較できる。シミュレーション結果には年間の節約額が表示されるので、切り替え効果がひと目でわかるよ。
参考:エネチェンジ公式サイト
価格.com 電気料金比較
料金プランの詳細比較ができるサービス。ユーザーの人気度や口コミ情報も参考になるよ。
各電力会社・ガス会社のシミュレーションツール
東京ガスや大阪ガスなど、各社が公式サイトで提供しているシミュレーションツールも活用しよう。自社プランへの切り替えでどのくらい安くなるかを具体的に試算できるよ。

電気・ガスの見直しに関するQ&A
Q. 見直しに手数料はかかる?
電力会社・ガス会社の切り替えに手数料はかからない。比較サイトの利用も無料だよ。
Q. 一度切り替えたら元に戻せない?
いつでも元の電力会社・ガス会社に戻すことができる。ただし、旧一般電気事業者(東京電力など)に戻す場合は、自由化前と同じプランが選べないケースもあるから注意してね。
Q. 見直し頻度のおすすめは?
理想的には年に1回、または大きなライフイベントがあったときに見直すのがおすすめ。料金プランは随時変わっているし、新しいキャンペーンが始まっていることもあるからね。
年1回の見直しを習慣にするなら、毎月の電気代・ガス代を書き留めておくと前年同月と比べられて判断が早い。ノートタイプの家計簿なら、検針票を見ながら数字を写すだけで記録が残るよ。
電気・ガスの見直しで失敗しないための3つの注意点
注意点1:市場連動型プランのリスクを理解する
一部の新電力が提供する市場連動型プランは、通常時は安いけど電力需給が逼迫する時期に料金が急騰するリスクがある。安定性を重視するなら固定単価のプランを選ぶのが安心だよ。
注意点2:見直しの手間を過大評価しない
「見直すのが面倒」と先延ばしにしている人も多いけど、実際の手続きはWebで5分もあれば完了する。旧電力会社への解約連絡も新しい会社が代行してくれるから、自分でやることはほとんどないよ。面倒さを理由に年間数千円〜1万円を損し続けるのはもったいないよね。
注意点3:燃料費調整額の上限に注目する
電気料金には燃料費調整額が含まれており、原油やLNGの価格変動に応じて毎月変動する。新電力の一部のプランには上限がない場合もある。燃料価格が高騰した場合のリスクも考慮してプランを選ぼう。

電気・ガスの見直しで得する人・損する人の特徴
見直しで得する人
- 大手電力会社の従量電灯プランをそのまま使い続けている人
- 月の電気代が5,000円以上の人
- 電気とガスを別々の会社で契約している人
- スマホのキャリアと電力会社が連携していない人
見直しで損する可能性がある人
- すでに最安級の新電力を使っている人
- オール電化専用の深夜割引プランを使っている人
- 解約金が発生する時期に切り替えようとしている人
オール電化住宅の場合、大手電力会社のオール電化プランが最安であることが多い。新電力に切り替えると逆に高くなることもあるので、シミュレーションで確認しよう。
まとめ|電気・ガスの見直しは「変化」のタイミングで
電気・ガスの見直しは、引っ越し・家族構成の変化・料金改定・補助金の終了・契約更新月など、生活や料金に「変化」があったタイミングで行うのがベスト。一度比較して終わりではなく、定期的な見直しで常にお得な状態をキープしよう。
見直しに必要なのは検針票と5分の時間だけ。比較サイトでシミュレーションするだけでも、意外な節約のヒントが見つかるかもしれないよ。


